ペネロペ

 前回、惑星ビーナスより派遣された地球監視員地球名 滝沢秀明は、同じ地球監視員の任務についていた地球名 今井翼への愛の証明のためうっかり放った「愛 ❤️革命波」によって地球を壊滅状態に追い込んだ。
 アレクサンドロス3世、いや、あれすさんだ、だ、決してアレクサンドロスではない、決してマケドニア王などではなく、荒れすさんだ地球の大地に降り立った滝沢秀明は、困惑していた。どれほどに困惑していたのかと言うと、アレクサンドロス3世(マケドニア王)と荒れすさんだ地球を混同するくらいには、困惑していたのである。こんな筈ではなかった。彼は、地球と言う星を愛していたのだから。先輩監視員である地球名 堂本光一堂本剛 チーム名 KinKi Kids地球監視員にも地球監視の任務引き継ぎの際「愛されるよりも愛したいマジでの精神で頑張るように」というありがたいお言葉を頂いていたのだ。その言葉通り滝沢秀明は、この星に愛されるよりも愛してるぜマジで、を実践し地球内部の視察として溶岩湖探検、海中に潜水し鬼界カルデラ探検をライフワークとしてきたと言うのに。ああ、それなのに先輩達が長年見守り続けて来たこの美しい青い星を自分は、うっかりで滅ぼしてしまったのだ。どう罪滅ぼししたらよいのか、あっ、決して地球滅ぼしと罪滅ぼしをかけた訳ではない。地球人の言うところの駄洒落た訳ではない、これも言わばうっかりなのである。うっかり駄洒落てしまったのだ。思えば、滝沢秀明は、この地球任務についてからと言うものうっかりばかりしている。ペネロペ(コアラ)位にはうっかりしているのである、秀明のうっかり屋さんと言われても致し方ない状況だ。もしも、普段からうっかり屋さんと言われているうっかり屋さん先輩であるペネロペに、秀明のうっかり屋さん、と言われたら甘んじて受けようとすら思い始めている位にはうっかりしているのである。地球の大気が、私には合わないのだろうか?
 思い返せばあれは、売り言葉に買い言葉であった。イヤ、ちょっと違うぞ、地球語、特に我々チーム「タッキー&翼」が配属された日本と言う国の言語は、大変に難しいのである。「押すな」と言っているので押さないでいると怒られたりするのだ。いったいどうしたらいいと言うのか。そんなある日、相方である今井小悪魔翼に「オレのことどれ位好き?」と問われ「言ったら地球が滅びるよ。」などと地球で言うところのバカップルの常套句を口にしたところ「でも今日は、言ってほしいぞ」などと言われ、つい「愛 ❤️革命波」(愛の台詞)を放ってしまったのだ。それが、地球には耐えられない程のエネルギー量だったため地球を滅亡させるに至ったと言う訳だ。聞くところによると「愛 ❤️革命波」は、地球にとっては、小惑星が激突する位のエネルギー量なのだと言う。惑星ビーナス人が言う「言ったら地球が滅びるよ。」は、決して大袈裟な表現などではなかったと言うことだ。「地球監視マニュアル」にもこのことは、書いてあった筈だと地球名 東山地球監視隊長にも叱責された。マニュアルさえも良く見ていなかったとは、本当にうっかり過ぎ過ぎると言うものだ。意識高すぎ高杉君に対抗して、うっかりしすぎる迂闊杉(うかすぎ)君に改名するべきなのではないか?あの高杉君には、何やら他人とは思えない何かを感じる。改名のことはおいおい考えるとして、これから私は地球を復活させ原状回復させるまでは、惑星ビーナスへの帰還は許されない。しかし、愛しい今井翼は、2人を一緒にしておくとうっかりで地球がいつまた壊滅するかもしれないと言う理由で、惑星ビーナスへの帰還命令が下された。2人は、離れ離れになってしまったのである。帰還する朝、「じゃーねーたきざーガンバッテー❤️」とちょっと喜んでないか?と思わせる浮かれた感じで翼は、故郷の星へと帰って行った。代わりに派遣されたのは、地球名「スノーマン」を含むジャニーズJr.と言う一個小隊と所属チームV6の地球名「三宅健」君 と言う入隊したばかりの頃にお世話になった先輩であった。これから、私の地球再生計画がスタートするのだ。どんな困難と無茶振りが待っていようとも頑張れ、地球名 滝沢秀明、負けるな、地球名 滝沢秀明!地球の再生は、君にかかっている、もううっかりするなよ‼︎と言うバカバカしいアニメを誰か制作してくれないかな。「斉木楠雄 」テイストで。もちろん、御本人声優希望。