ペネロペ4 前

滝沢「🎶あっつ〜くビーナス!もっえ〜て〜ビーナス!つばさーもうすぐ帰るからね〜」
惑星ビーナスより派遣された地球監視部隊 部隊名ジャニーズの地球名 滝沢秀明は本日、明らかに浮かれポンチであった。
滝沢「お呼びですか?三宅健中尉。地球の再生任務も完了し、我々の蒼き日々も終わりですね、惑星ビーナスに帰還出来るかと思うと感無量であります」
 前前前回、地球名今井翼への愛の証明の為にうっかり放った「愛❤️革命波」により地球を壊滅状態に追い込んだ地球名 滝沢秀明は、前回「天地無用」の張り紙の意味を誤解し地球を逆転リバースさせてしまい、うっかり屋さんのペネロペパイセンを差し置いてうっかり屋さん大王の称号を授与されかけた。
 しかし、その状況を逆転リバースしやっと地球の原状回復をなしとげた地球名滝沢秀明は、ボクのボクの相方今井翼と逆転ラバーズする気満々で誰の目にも明らかな程に有頂天で浮かれポンチであった。
三宅「そのことなんだけどな、滝沢」
滝沢「ハイ」
三宅「惑星ビーナスに帰還出来るのは、オレだけなんだ」
滝沢「えっ、どう言うことでありますか?」
三宅「滝沢には、引き続き地球監視の任務に就いて貰うことになった」
滝沢「えー聞いて無いよ〜」
余りのことに地球名滝沢秀明は、誰の目にも明らかに有頂天からダチョウ倶楽部へと変換を余儀無くされていた。
三宅「でね、明日僕は帰還することになってるんだけどね、なんと今日、僕の相方の地球名森田剛が迎えに来てくれるんだってさ、だからさ剛に食べさせたいから、ケンタッキーフライドチキン買っといて」
ショックのあまりダチョウ倶楽部になっていた地球名滝沢秀明は、地球名三宅健中尉が密かにほくそ笑んでいた事に全くと言っていい程気付かなかった。
落ち込み過ぎて落武者の様になった地球名 滝沢秀明は、「ケンタッキーフライドチキン」の購入をチーム名スノーマンの地球名深沢に依頼すると二足歩行する気力もなく匍匐前進で地球名 三宅健中尉の部屋の前を通過していた。
するとボクのボクの相方地球名 今井翼の声が聞こえてきたのだった。その瞬間、地球名 滝沢秀明は正に脱兎の如く物凄いスピードで三宅健中尉の部屋のドアに張り付き正に脱兎の如く聞き耳を立てていた。
翼の声「タッキーって愛しても愛しても報われない気がするんですよ」
この声はまごう事なきボクのボク相方今井翼の声だ、地球名 三宅健中尉が惑星ビーナスにいるボクのボクの相方今井翼とフォログラム電話、通称フォロフォンで話しているに違いない。何故翼が三宅中尉とボクの話を?しかも、ボクを愛しても愛しても報われないとか言っている。
三宅「何言ってるんだよ、翼、そんなこと言うなよ、愛情かけてやればきっと答えてくれるから」
そうです、三宅健中尉言ってやって下さい。愛情かけて貰えればボクは出来る子なんですから。
翼「正直、愛…枯れかけてるんですよね〜」
オーマイガッ!ボクは聞いてはなら無い言葉を聞いてしまった。どん底まで落ちたボクはもう匍匐前進する気力も無く地球名 三宅健中尉の部屋の前で翼の名を呟きながら行き倒れていた。そこにチーム名スノーマンの地球名深沢が「ケンタッキーフライドチキン」を購入して戻って来た。
深沢「あっ何やってんすか滝沢君、中島みゆきっすか、中島みゆきっすね?道に倒れて誰かの名を呼び続けてるって事ですね、お疲れ様でーす、ケンタッキー買って来ましたー」と訳の分からない長いセリフを言って、ケンタッキーフライドチキンをボクの背中に乗せ去って行った。
止めどなく頬を伝う涙を拭うことなく地球名滝沢秀明は思った。いい匂いだ、そして暖かい…
続く